【読書】可動域を広げよ

こんにちは こんばんは HICOTARO です。

 

本日紹介したい本はこちらです📕

 

『可動域をひろげよ』

著者:斎藤孝  2019610日 第一刷

 

本書では、人間の脳・考えの可動域を増やすことにより、人生がより豊かになり、楽しくなる

 

という、人生100年時代には必須のノウハウが詰まっている本になります。

 

「可動域」とは、何かというと、

 

例えば、”柔軟体操”を行うときを想像してみてください。柔軟を行うとき、筋を伸ばした際に、痛みをともないますよね。。。

 

本書ではこれを、「痛気持ちいい」と表現をしています。

 

柔軟をするときは、多少痛いかもしれませんが、筋が伸びてるぅ~という感覚が少し気持ち良いと感じますよね。

 

この感じです。

 

人間の身体は、放っておくと、硬くなります。

 

実は、人間の脳も同じようなことが言えます。

 

この「可動域」を広げていないと、サラリーマンを退職したあとや、老後に楽しい人生が送れない可能性が高くなります。

 

本日は、可動域を広げる方法をいくつか紹介したいと思います。

 

◇関心領域を広げる「ハブ本」を見つける

 

 読書をすることは、いろいろな方の価値観や考えを知ることができる非常に良いものではあるのですが、

 

 ハブ本とは、その一冊を基点にして、さまざまな本を読む衝動に駆り立たれるような本です。

 

 一冊を基点にして世界中どこへでも飛び立てるという意味でハブ空港ならぬ「ハブ本」を筆者は話しています。

 

 これは、ビジネス書ではなく、ミステリーでも歴史書でも構いません。好きな本から派生する本がたくさんあり、本を読む衝動が

 

 与えられる本を見つけることが、読書をするコツになると私自身は感が増す。

 

◇「渋み」が人生を豊かにする

 

 これは、どういう意味かというと、小さなころは甘いものが好きで、なかなか「苦味」や「渋み」をおいしいと感じることはありませんよね。

 

 コーヒーが良い例だと思います。私も最近は、ブラックコーヒーが好きで、苦ければ苦いほど良いと感じるほどです。

 

 「甘味」だけではなく、「苦味」や「渋み」を味わうことこそ成長の糧になるということです。

 

 シンプルに言いますと、苦労が成長につながる!ということです。

 

 本書では、

 

・面倒そうな仕事ほど優先的に引き受けてチャレンジする

 

・組織の理不尽さをチャンスに変える

 

・異動や転勤を割り切って楽しむ

 

などの事例と素晴らしさが語られています。

 

 私自身の経験でも、異動や転勤を人より少し多く経験していますし、苦労をすることで、当時は会社がいやになる時期もありましたが、

 

 転職を成功させた今は、結局苦労することにより、他の人が10年かかって体験する苦労がたたった3年で経験できたことなどが

 

 成長の糧や、実力につながっている部分はおおいにあると思います。

 

 本書で言う、「可動域」が広がった一例だと感じています。

 

 全体を通して、ビジネスの話が中心でしたが、子育てや趣味でも同じことが言えると思います。

 趣味のチャレンジが、将来素晴らしい人生の結果をもたらす可能性も十分に考えられます。

 

 とにかく、いろいろなことを経験し、チャレンジすることにより「可動域」を広げ、人生を楽しく行きましょう。

 

 

本日は以上となります。

 

本ブログでは、転職をはじめ、読書をすることにより人生が変わった私自身の経験から、読書のすばらしさや勉強になった書籍を紹介していきたいと思います。

 

少しでもおもしろいと感じた方は、コメントのほどよろしくお願いいたします。