大企業と中小企業の違い【給与編】
こんにちは こんばんは HICOTARO です。
私自身は、非上場の中小企業(売上100億)で総合職(スタッフ)として働いていました。
その後、東証一部上場の大企業(売上1兆円以上)へ転職をすることができました。
友人からも、よく「大企業と中小企業のどちらが良いか?」という話になります。
私自身は、製造業に属しているので、業界が違うと当てはまらない可能性がありますが、転職する会社の選び方の参考にしていただければと思います。
本日は、”給与”について話していきたいと思います。
これはやっぱりみんな興味がありますよね。
◇給与は大企業が優勢
結論から申しますと、給与については大企業が優勢だと感じています。下記3つの項目について話していきたいと思います。
1.基本給
2.残業代、手当
3.賞与
1.基本給
結論から言うと、今回の3項目の中で、実は一番差が少ない項目になります。
特に製造業は、歩合制でもなく、年功序列の文化があるため、給与自体は高くはありませんが、安定感があります。
そうなんですよ。。。。実は、中小企業と大企業では基本給については、あまり差がないと感じています。
私自身の経験から、話させていただくと、
中小企業でも総合職であれば35歳くらいで、30万円を超えているケースはあるんではないでしょうか?
では、大企業ではどうだと思いますか?私自身は、大企業だから年齢分くらいの基本給があるかなぁと思っていました。
だが、、、しかし、、、全然そんなことありません。
私自身が大企業に3社受かったのですが、年齢分以上の基本給を提示いただいた会社は一つもありませんでした。
これが現実です💦
そういった面では、製造業以外のベンチャーや建設業などのほうが、年齢分以上の基本給がいただける会社はあるのではないでしょうか?
2.残業代、手当
次はこちらです。ここからは、大企業が優勢です。
まず、残業代です。サービス残業がなく、残業代がしっかりと支払われることは大前提とします。
まずは、割合です。
中小企業では、残業代は、基本25%増しですよね。
しかし、大企業は、25%増しにしているところは少なく。30%増しや35%増しにしているケースが多いと思います。
さらには、残業60時間を超えると、50%増しです。(中小企業も2023年度から同様になります)
この5%や10%が意外と大きいのです。大企業から中小企業へ転職をして、その部分で実は損をした💦みたいなケースも聞いたことがあります。
そして、手当の充実があります。
製造業の現場第一線の方々であれば、交代手当、環境手当(危険手当)。共通部分でいうと、家族手当や家賃手当など様々な手当があります。
中小企業でもこのような手当はあると思うのですが、金額が違います。。。
私の経験則でいうと、交代手当だと中小企業と大企業では約2倍の差でした。
あとは、地味に交通費支給の上限設定も中小企業より大企業のほうが圧倒的に高いと思います。
基本給に比べて、金額はすくない部分ですが、毎月の1万円、2万円が非常に大きく感じています。
3.賞与(ボーナス)
最後はこちらです。大企業の圧倒的良さは、おそらくこのボーナスだけです。
ふだんニュースなどで、大企業のボーナス平均が100万円を切った。。。みたいな話をしていますが、
中小企業の時は、「どうやったらあの金額をもらえるの?」と思っていました。
特に、景気の良い会社や伝統的な製造業は、一度のボーナスで3か月分が基本です。つまり年間6か月分です。
この考え方でいうと、基本給が33万円を超えると、大台のボーナス一回100万円ということになります。
つまり前述の基本給を見ていただくと分かりますが、30代後半になると、ボーナス一回100万円が現実味をおびてきます。
私自身は業績連動が激しく、2か月を切ることもあります。。。さらに今は、かなりの減益ですので、いつかは3か月分をもらえることを夢見ています。
中小企業はというと、1か月分をもらえないケースが多いと思います。
私の前職は、なんとか1か月分は保証されていましたが、2か月分ももらえるなんて”奇跡”だと感じていました。
本日は以上となります。次回は、「見せかけの年収に騙されるな!社宅と家賃手当の違い」について話していきたいと思います。
本ブログでは、中小企業から大企業へ転職した実体験(同時期に大企業3社内定)をもとに、みなさんの転職が成功するための情報を発信できればと思います。
少しでもおもしろいと感じた方は、コメントのほどよろしくお願いいたします。